Welcome to the Hotel Nejimaki   柳本々々

かっこいいタイトルでしょ。柳本々々さんが、BLOG俳句新空間に、―『川柳ねじまき』第2号を読む―というとても心のこもった丁寧な記事を書いてくださった。2号にあった「れいこさんにもなんか書いてもらいます」というエッセイに柳本さんがお返事をくださったようでもあった。ところで、れいこさんのエッセイにも出てきた「ホテルカリフォルニア」という最高傑作を世に送り出したあと解散したイーグルスのグレン・フライが亡くなった。今週の月曜日のことである。再結成してときどきツアーもおこなっていたのに。前回のナゴヤドームでのコンサートで見た姿が最後になってしまった。グレン・フライの死によってイーグルスそのものが完全に消滅した。もう解散もない代わりに再結成されることもない。" Lyin' Eyes "が好きだった。頑張らない軽やかなボーカルが心地よかった。グレン・フライだった。

2016年1月22日 16:55

いざというときの備えに「好きやねん」    小奈生

「やさしい川柳」の講座、宿題は「好」。困ったときには、にっこり笑って「好きやねん」のイメージだったのだが、どうもそうはいかないらしいことが発覚した。講座に大阪から参加されている方によれば、「わたしにとってそれはラーメンのことでしかない。」ということなのである。ラーメンだとすると、非常食にラーメン「好きやねん」というごく単純な話で終わってしまう。帰ってから、「好きやねん」を検索した。ハウス食品から1985年に関西・中国地区で発売されたラーメンで、大阪では「好きやねん」と言えばラーメンのこと?という話もある。固有名詞、おそるべし。関西にいたのは1976年までだからなあ。「ネーミングのわりにあっさり味」という記述もあった。わたしのイメージでは「好きやねん」にコテコテ感はないのだが、筋金入りの関西弁の使い手ではないのであてにならない。関西地区では使えない、そういう意味で地区限定の句になってしまったようだ。

2016年1月21日 22:53

息止めて止めて止めて止めて 欅    小奈生

昨日「おかじょうき」が届いた。第20回杉野十佐一賞の発表号である。題は「息」であった。ねじまきの新年会に出かける前にポストに入っているのを見つけて、そのまま持って出る。
大賞は佐久間裕子さん。

毎週金曜 息の発売日    佐久間裕子

雑誌の発売日の案内のような「息の発売日」が新鮮でおもしろい。自分が考えつかない言葉の組み合わせに出会うとうれしくなってしまう。
わたしもタイトルに挙げた句で準賞をいただいた。本多洋子さんの選評にぐっときた。感謝。誰かに伝わったということ、理解されたということがうれしくてありがたい。2句投句したもう一方の句。

吐く息にまじるアリューシャン列島   小奈生

2016年1月18日 22:24

猿の眼の中のあなたの中の僕    小奈生

「やさしい川柳」の講座に宿題として提出した句。
小さい頃、猿の仲間にけっこうやられていた。秀吉の長浜城があった長浜市に豊公園という公園がある。いまは観光都市・長浜なのできっと公園も立派に整備されていると思うが、その頃は何にもないただの公園だった。そこになぜかチンパンジーが1匹飼われていて、杭のようなものに紐でつながれていた。そのチンパンジーをちょっと離れたところでぼんやり見ていたら、いきなりひゅんっと紐が伸びてわたしはぐいっと髪をつかまれた。その瞬間の「えっ!」の感覚を覚えている。小学校3年か4年の頃に大阪の従妹の家に遊びに行って天王寺動物園に連れて行ってもらった。入ってわりとすぐのところにゴリラ舎があった。みんなが次の動物のところに移動しようとして、わたしだけちょっと遅れたのだ。ゴリラの正面にわたし。次の瞬間、ザッパーン!ゴリラに両手で水をかけられた。その瞬間も「えっ!」だった。チンパンジーもゴリラも霊長目ヒト科。相性が悪いのかなあ。もちろん人間もヒト科である。

2016年1月15日 22:36

「カップヌードルの海老たち。」が・・・

ハロー 夜。ハロー 静かな霜柱。ハロー カップヌードルの海老たち。   穂村弘
                           (「ラインマーカーズ」より。)
きのうからずっと「カップヌードルの海老たち。」に悩まされている。ちょっとドライな舌触りと独特の風味が「ハロー」と迫ってくる。たまに無性に食べたくなるカップヌードルなので、ひょっとしたら体がカップヌードルを求めているのかもしれない。夜、音立てぬ霜柱、カップヌードルのふたを開けると立ち上る白い湯気。季節は間違っていないようだが、確かな理由はわからない。でも、こういうことはときどきある。ある川柳だったり、短歌だったりのフレーズがぐるぐると頭の中をまわりだすのだ。やっぱり、ファミマでカップヌードル買ってこようかな。

2016年1月10日 16:15

来世ではゴーヤになってぶら下がる    小奈生

「ねじまき」#2の20句のうちの1句である。柳本々々さんが絵川柳にしてくださった。ツイッターで流れてきて、きゃー!と嬉しかったのだが、これが葉書になって手元に届いた。ぎゃー!嬉しすぎる。ねじまき制作委員会の事務局になっている役得ここに極まれりである。もう来世と言わず、今年の夏にもぶら下がりたい気分だ。ぜったいゴーヤになってみせまする。
ありがとうございました。

2016年1月 8日 22:23

猿ですよ、猿。

きょうから朝日カルチャーセンターの「やさしい川柳」の講座が再開される。センターの改修工事に伴って1カ月間休講だったのだ。新年最初の題は「猿」。困ったなあとも言っていられないので、さっきやけくそ気味に宿題を提出した。再開第1回目の講座は仕事の都合により欠席。それにしても、うらめしいのは申年だ。以前、ねじまきでも「熊」という題があったが、動物の題は難しいと思う。茶化してもつまらないし、正面から向き合うのも困難を極める。みんなの句が知りたいなあ。宿題はもう出したので、これはオマケ。

威嚇する猿の歯茎から悲恋   小奈生

2016年1月 7日 12:49

こいつぁー春から・・・

西原天気さんの〈俳句的日常〉から目が離せない。昨年暮れの29日とつぜんに歌仙が始まった。三吟である。捌きは西原天気さん、連衆は小津夜景さんとなかはられいこさん。どきどきしちゃいます。どうしてこんな素敵なことを天気さんは唐突に思いつかれたのだろう!しかも、あっさり実現してるし。初春にふさわしい晴れがましさ、めでたさである。ひとまず、歳旦三つ物をはさむということで歌仙は小休止のようだが、それはそれでまた楽しみが募るのである。

2016年1月 2日 14:50

あけましておめでとうございます。

2016年1月1日です。さっきまで27歳男子4人組がきていたのですが初詣に出かけていきました。彼らがいなくなって、もうすぐ年が明けるなあとぼんやりしていたら、新年がきて5分ほど過ぎていました。音もなく、いともなめらかに新しい年です。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2016年1月 1日 00:09