いざというときの備えに「好きやねん」    小奈生

「やさしい川柳」の講座、宿題は「好」。困ったときには、にっこり笑って「好きやねん」のイメージだったのだが、どうもそうはいかないらしいことが発覚した。講座に大阪から参加されている方によれば、「わたしにとってそれはラーメンのことでしかない。」ということなのである。ラーメンだとすると、非常食にラーメン「好きやねん」というごく単純な話で終わってしまう。帰ってから、「好きやねん」を検索した。ハウス食品から1985年に関西・中国地区で発売されたラーメンで、大阪では「好きやねん」と言えばラーメンのこと?という話もある。固有名詞、おそるべし。関西にいたのは1976年までだからなあ。「ネーミングのわりにあっさり味」という記述もあった。わたしのイメージでは「好きやねん」にコテコテ感はないのだが、筋金入りの関西弁の使い手ではないのであてにならない。関西地区では使えない、そういう意味で地区限定の句になってしまったようだ。

2016年1月21日 22:53