家族。

金曜日の夜に友人のお兄さまが突然亡くなられて、日曜日に告別式に行ってきました。ほんとうにほんとうに誰もが耳を疑い言葉を失ってしまう突然の訃報でした。彼女は、今年の1月にお父さまを見送られたばかり、お母さまは早くに他界されているので、自分の生まれ育った家族は誰もいなくなってしまいました。そのことを思うと、途方もない寂しさと悲しさがこみあげます。もちろん、彼女はいま自分の大切な家族を持っています。だんな様や娘たち。それは、そうなのだけれど。自分が幼い頃から唯一無二だと思ってきた、お父さんとお母さんと兄弟や姉妹のいる家族の風景。それがいつか無くなってしまうなんて夢にも思わなかったのに。いくつになっても、自分自身の新しい家族をもったとしても、自分をこの世に送り出してくれた家族は、特別の意味を持っているのではないでしょうか。「お父さんを大切にしてあげてね。」という彼女からのメールの一言が深く心に沁みます。同じ言葉をこれほど切実な響きで受け取ったのは初めてです。

2009年5月11日 17:57