石山寺。

スタッフ全員で大津へ。浜大津を拠点に3日間過ごします。ホテルは京阪浜大津駅のすぐ裏手。窓からは琵琶湖が見えます。京阪電車で三井寺、石山寺、比叡山延暦寺、京都三条までするすると行けます。

わたしはまず石山寺に向かいました。紫式部が源氏物語を書いたというあの石山寺です。到着時刻が遅かったので、16時までの紫式部展には間に合いませんでしたが、花山法皇一千年御遠忌西国三十三所結縁御開帳で開扉されている御本尊如意輪観世音菩薩を拝観させていただきました。間近で見る仏様のお顔は何とも言えず美しく、思わず「ほー」と息がもれます。しなやかな指先の端の端までが優しさがあふれているように思われました。ゆったりと日の暮れかかる境内を歩いていると、心の底までしんとした空気が満ちわたります。帰りはまた京阪電車にガッタンゴットと揺られてきました。この電車は民家の軒先をかすめるようにして走っています。庭から伸びた枝の葉をザザッーと揺らすこともあります。とても不思議な感じです。沿線の家の人は一日じゅう何分かおきに壁の向こうに電車の音を聞き振動を感じていることになります。浜大津駅のあたりでは、路面電車のように道路を車と並んで走っています。しかも京都方面への車輌は5輌編成くらいでしょうか、路面電車とは程遠い立派な体格(?)をしています。ホテルの部屋でも夜遅くまでときおりガッタンゴッコーンは続き、でも一度もうるさいとは感じませんでした。だんだんリズムになじんできたのかもしれません。

2009年3月20日 00:04