中3の三者懇談。

現在、中学3年生の公立高校の受検校を相談する三者懇談を行っています。高校の選択のしかたも少し前と比べると随分変化が見られます。自分がどの高校に行けるかということ以上に、どんな高校生活を送りたいのかとか、どういう形で大学受験を迎えるかということのほうを重視した選び方が多くなっているように思われます。ぎりぎり入れるところを狙うのではなくて、入学してまずまずよい位置をキープできる可能性のある高校選びをするということです。確かにそれは賢明な選択ですが、そう思ってもなかなかできない選択でもありました。高校は通過点であるという認識が定着したということなのでしょうか。
このことには、愛知県の入試制度も関わっているように思います。通知表の9教科の合計点が受験校を大きく左右するということです。いくら学業の実力があっても、体育・音楽・技術家庭科・美術もよい成績をとらないと受けられない学校が出てきます。しかも、絶対評価の導入以後、主要5科目も含めて、通知表の評価基準がますます曖昧になってしまった感があります。点数がよくてもよい成績がとれなかったり、逆に悪い点でも成績がよかったり、これでは、生徒たちが妙に冷め切った気持ちになるのも仕方ないことなのかもしれません。「絶対」といいながら、絶対的評価の基準が明確でないことは、おおいに問題があると思います。生徒も親もわたしたちもおかしいと感じながら、どうしようもないとしている現実。なんとか正しい方向に向けるための動きは起こせないものかと考えます。

2007年1月25日 14:34